9 ラパス   

                              自転車の旅 (25)

 

   ラパスここは綺麗なのんびりした街 

 

   だった。俺はここで石君と再開する

 

   予定こになって居た。

 

   海岸沿いを走り石君がいないか

 

   探していると黒っぽい顔をした

 

   人が1人釣りをしていた。

 

   俺はこの人にこの辺で日本人を

 

   見なかったか尋ねた 彼は「いいや

 

   見なかったよ」と答えた。俺は彼に

 

   色々質問した どっから来たの?

 

   何釣ってるの? と彼は

 

   うさん臭そうな顔をしながら

 

   インドから来た

 

   釣っているのはタコと答えた。

 

   俺はそのインド人にこんなとこで

 

   インド人珍しいね 

 

   なんでこんなところでというと

 

   インドはうるさすぎるから

 

   ここに来たという

 

   俺は続けて質問した「タコ取れる」

 

   というと 「いいや全然」

 

   俺は彼を質問攻めにした

 

  「タコ取れなかったら無駄な

 

   時間過ごしたね」というと

 

   彼の目つきが変わった。

 

  「無駄な時間てどういうこと

 

   たくさん取れたらすばらしい時間か?

 

   僕は1週間タコ釣りして

 

   一匹も取れないでもその

 

   一週間は過去のこと 今ね君は

 

   夢の世界 すぎて仕舞えば

 

   そういうことがあったという

 

   出来事 すぎて仕舞えば夢

 

   寝ている時も夢を見る 一緒だよ」

 

   俺はこれ以上話すと頭が

 

   変になりそうなので 

 

  「んーそうだね 分かるよ」

 

   といながら逃げるように

 

   俺行くよと言ってその場を去った。

 

   えー石君石君 俺は石君を

 

   探しているんだ。海岸線を

 

   少し走っていると石君を見つけた

 

  「おー」「おー」挨拶はそれだけ

 

   石君は一日前にここについて

 

   本土へのフェリーの時間まで

 

   調べていてくれた。

 

   俺はどうしてもさっきの

 

   インド人の事がひっかかり

 

   石君に話をすると石君は

 

   ただ「ふーん」と言って終わり

 

   俺はなんか言ってもらおうと思い

 

   だ か ら 今僕らは夢を見ているんだ

 

   というと 石君はこれから本土に

 

   行くんだよ 大丈夫と俺の顔を

 

   覗き込んだ まるで俺が変な

 

   病院から出てきた人みたいな

 

   目で見てきた。俺はなんか

 

   腹が立ったので 俺らは川を

 

   流れる落ち葉みたいなもんだ

 

   というと石君は病院行った

 

   ほうがいいよと言ってきた。

 

   まさか俺あのインド人に洗脳

 

   されたのか?

 

 

   

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10 本土

                     自転車の旅 (25)

 

   本土に着いてから石くんと一緒にはしった。

 

   しかしペースが噛み合わず

 

   また別々に走ることにした。

 

   本土は危険 

 

   メキシコの人は穏やかな人もいれば、

 

   血の気のあらいひともいる。

 

   以前アメリカの地下のショッピング街で

 

          黒人達とメキシコ人達の喧嘩を

 

   見た事があった。

 

   体格では黒人が優勢

 

   でもメキシコ人もまけてなかった。

 

   そばにあったビールビンを一斉に割りだし、

 

   それをナイフがわりに

 

   喧嘩し出した。メキシコ人が黒人の腕を刺した。

 

   黒人の腕から血が飛び出て来た。

 

  「うー クソッタレ」

 

   黒人は泣きそうで悲壮な顔

 

   黒人の負けだ一斉に逃げはじめた、

 

   その後パトカーが来た。

 

   まるで映画を見ているようだった。

 

   その情景が頭に残っているので

 

   俺は都会は危険に感じていた。

 

   都会でも人の家の庭で寝ていいか

 

   聞き自分は日本人で旅をしている事を

 

   伝えてテントを張った。

 

   ある時、庭の持ち主のおじさんが

 

   にやにや笑って近づいて来た。

 

   なんか変だなと聞いて見ると

 

   あんたラジオでやってた。

 

   自転車で旅する日本人が走る

 

   道は此処だとか言ってたよ

 

   明日の朝はテレビ局が来るよと

 

   言われてびっくり

 

   何を話したらいいんだ

 

   暇だから自転車の旅をしている

 

   っていうのか

 

   俺らは有名人僕はやばいと思った。

 

   メキシコには良い人もいれば悪い人もいる。

 

   日本でもそうだろうが、

 

   テレビなんかでたら狙われると思い

 

   次の朝暗いうちにその場所を離れた。

 

   後で聞いたところ

 

   新聞に僕らの写真が載ったらしい。

 

   いつとられたか分からないが

 

   メキシコの🇲🇽人は相当暇な人が多いなと思った。

 

 

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11 変な少年  

                             自転車の旅 (25)

 

   丁度、石君と走っている時変な

 

   少年が僕らの後をついて来る 

 

   年の頃は20   汚い服 ボロボロの

 

   自転車 どう見ても貧乏な人

 

   石君は多分盗人だと言う、

 

   でも僕はそう言うふうに、

 

   見えなかった。彼の目は

 

   子供のようで生き生きしていた

 

   からだ。

 

   多分テレビか何かで僕らの

 

   ことを知って

 

   彼も人生において、

 

   何かやりたかったんだろうと思った。

 

   ボロボロの自転車で何日もついて来る。

 

   何も言わず少し離れたところから

 

   僕らを見ていた。

 

   でも少し不気味でしょうが無かった。

 

   メキシコを出るまで

 

   ずっと着いて来た。

 

   でも、何もされることはなかった。

 

   いつも30メートルぐらい

 

   離れた所で僕らをみていた。

 

   本当に不気味だった、さて次はガテマラだ

 

 

12 ガテマラ  

      自転車の旅 (25)    

 

     メキシコを超えガテマラに入る。

 

   ここはメキシコに比べると田舎だ。

 

   顔つきもなんか少しかわった雰囲気だ、

 

   道端にはずらりと、ござを弾いて

 

   なんか売っている、

 

   腕輪 首輪 帽子 色々な物が売っている。

 

   顔つきは少し顔が黒く

 

   原住民のインディアンって感じ、

   食べ物も安く十円ぐらいで、タコスを食べれた。

 

  「おーい 兄ちゃん」誰だ俺を呼んでいるは

 

  「おーい 味の素」あ 店のおばちゃんか

 

  子供たちは日本人を見たら

 

  トヨタ HONDAとかいうけど

 

  おばちゃんは日本人のことを

 

  味の素と呼んでいた。

 

  俺はなんかようかと聞くと

 

  おばちゃんは「兄ちゃん日本人か?

 

  よかったらこの腕輪買ってきなよ」

 

  と言ってきた。俺はそんなもの

 

  いらないというと 兄ちゃん

 

  私も生活がかかってるんだよ

 

  5人も子供がいるし、私は

 

  何日もご飯食べてないという。

 

  俺はあり得ないと思った。

 

  おばちゃんは100キロありそうなデブで

 

  口をもぐもぐさせてなんか

 

  食べていたからだ。

 

  子供が3人寄ってきてねー買ってよと

 

  俺の腕を引っ張る このおばちゃん

 

  子供を使って商売するなんて卑怯だと

 

  思ったが 俺はこの親子の

 

  生きるための連携プレーに押されて

 

  腕輪と首輪を買ってしまった。

 

   ここはのびのび走れる。テントも貼りやすい。

 

  人も穏やか、何も問題なく

 

  過ごせた此処にずっといたくなった。

 

 


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13 エルサルバドル  

               自転車の旅 (25)

 

    エルサルバドルここはちょっとだけ

 

    緊張感に溢れた国だった。

 

    俺が行ったのは31年前 ちょと前まで

 

    ニカラゴアと戦争をしていた国で

 

    街の中は軍服を着ている人がたくさんいた。

 

    それに女の人まで軍服を着ている人がいた。

 

    俺らは変な格好をしていたので国境で

 

    じっくり調べられた。

 

    俺はサンフランシスコを出る時

 

    スキンヘッドにした。

 

    服もボロボロ未祖母らしい格好だった。

 

    かたや石君はひげを沢山はやし

 

    頭は天然パーマ、もじゃもじゃ

 

    まるでゲリラ いかにも怪しい

 

    俺らから見ても怪しそうな人物なので

 

    エルサルバトルの軍人が見たら

 

    もっと怪しく見えただろう

 

    俺らは徹底的に調べられた。

 

    サングラスをかけた映画に

 

    出て来そうな男前の男が俺らをを調べた。

 

    どっから来たと渋い声で偉そうに 

 

    横に可愛い軍服の女の子を横において、

 

    俺らに色々きいてきた。

 

    俺は少しびびっていた。

 

    小学校のグラウンドの朝礼台のような所で取り調べ、

 

    周りには銃を持った軍人達が100人ぐらい、

 

    カバンの中 服の中 パンツの中

 

    酷いことにチェックしたのは可愛い女性軍人

 

    厳つい男軍人が俺のパンツを捲る

 

    女性軍人がお尻 前の逸物をチェック

 

    女性軍人がニヤリと笑ってOKの合図

 

    100人ぐらいの軍人たちも

 

    ニヤニヤしていた。俺は早く早く

 

    時が過ぎてくれと祈り続けた。

 

    でも石君はビビってなかった。

 

    いろいろ取り調べが始まると、

 

    石君が一番偉そうにしていた軍人の

 

    サングラスを見て

 

    「そのサングラスいいね 僕にちょうだい」

 

    サングラスの偉いさんは

 

    怒った顔で

 

    「NO」と、低いどすの利いた声で

 

     あーこわー!

 

                 僕はそんな事言うな殺される。

 

    と思い 焦った!!!

 

    次にその軍の帽子いいね 

 

    色々デザインが入っていて

 

    頂戴といい被っている帽子を触った。

 

    あーもうだめ俺は顔を引きつらせながら、

 

    もう辞めてくれと言いたかった。

 

    石君を見たらニヤニヤ笑っていた。

 

               「ははは」

 

    もうこれで殺されると思った でも

 

    サングラスの偉いさんは急に笑い出し、

 

    だめだと言った。その後にやにや笑っていた。

 

    かれは石君の行動に呆気に取られ、

 

    うけたというか

 

    笑いが止まらなかったみたいだった。

 

    このサングラスの偉いさん

 

    笑いのわかる人でよかった! 本当に本当に

 

    よかった。

 

    命拾いしたと思った。

 

    エルサルバトルは小さい国であっという間に

 

    通り過ぎたが

 

    俺は少ししょんべんをちびってしまった。

  

 

 

 

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14 ニカラゴア  

 

                      自転車の旅 (25)

 

 

   ニカラゴアは社会主義 

 

   物があまり無く貧しい国 

 

   自転車を走らすと子供たちがついて来る、

 

   なんかくれと言って来る、

 

   痩せこけて 目はお腹が空きすぎて

 

   いるのか 力がない こんな

 

   死にかけの子が物を盗むのは

 

   悪いことか?

 

   俺は分からなくなった。

 

   自転車を押しながら

 

   街をウロウロしていると

 

   また子供たちがついて来る

 

   もし子供に食べ物をあげると

 

   大変なことになるだろう

 

   多分たくさんの子が僕らの周り

 

   を囲みパニック状態になるだろう

 

   想像しただけでゾッとする

 

   子供たちを避けるように

 

   ウロウロしていたら

 

   俺らは疲れ切ってしまい。

 

   知らないうちに

 

   夕方になってしまった。

 

   大変だ 寝る場所を探さなくては

 

   見つからなくては、夜通し

 

   歩き回らなければいけない

 

   俺らはどうしようか話

 

   あっていると なんか

 

   まともな制服を着たお爺さんが

 

   近づいてきて お前ら

 

   どこで泊まるんだ

 

   よかったら いいね場所があるよ

 

   というのでそのおじいさんに

 

   ついて行くと

 

   その場所は公衆便所だった。

 

   確かに安全で便所にも困らない 

 

   いい場所だ お爺さんは

 

   親切にここで寝なと言ってくれた。

 

   あーありがたい、これで

 

   ゆっくり寝れると思っていたら

 

   お爺さんは僕らが公衆便所に入った後

 

   外から鍵を閉めた、!!!!

 

   (鍵を閉めてくれたら安全だ

 

    でもちゃんと開けろよ)

 

   確かに快適な場所だった、

 

   俺らは臭いので、便所の臭さは

 

   余り感じなかった。あー「サイコー 」

 

   久しぶりにぐっすり眠れる。

 

   本当に俺らは安心してぐっすり

 

   寝る事ができた。外では子供

 

   達がゾンビのようにうろうろ

 

   変な声も聞こえた「ウーウーオラー」

 

   でもそんな声も気にならなかった

 

   なんせ安全な場所だから

 

   朝になるとお爺さんが鍵を開けに来た。

 

   ニヤニヤしながら俺らの

 

   顔を見ておはよう

 

   よく寝れたか?

 

   俺らは、よく寝れたよ

 

   ありがとう、助かったと

 

   言って去ろうとすると、

 

  「おいおい」と言って

 

   手を出して来た。なんだと思ったら

 

   お金を請求してきた

 

   俺らはは200円ぐらい

 

   払いその場所を後にした。

 

   お爺さんも生活がかかっているんだ。

 

   ここは本当に貧しい国だなー

 

   少し国をまたぐだけで、

 

   別世界だった。

 

 

 

   

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15 危ない-

                         自転車の旅 (25)

 

   ここはコスタリカ

 

   いつものように朝早くから自転車を走らす、

 

   ようやく太陽が上がって来て

 

   前が見えにくいなと思っていたら、

 

   その時ドーンという音

 

   なんの音どうしたんだ

 

   その瞬間俺は空中に飛んでいた

 

   スローモーションのように

 

   俺は飛んでいた。

 

   その後トラックの運転手が

 

   近ずいて来て大丈夫かと

 

   俺に聞く

 

   俺はトラックに跳ねられていた。

 

   俺は土手の斜めの傾斜の草むらに

 

   飛ばされていた。

 

   俺はまず俺より先に自転車を見た。

 

   パッと自転車を見ると

 

   後ろのタイヤがひん曲がっていた、

 

   ここはコスタリカ保証なんて

 

   ないだろう、くそー

 

   俺は自分の体より自転車が心配だった。

 

   そのうちに警察が来て

 

   その後偶然に石君が走って来ていた、

 

   大丈夫と、そうだ俺は跳ねられたんだ、

 

   自分で自分を確かめているとアー 

 

   左手が動かない どうなるんだ!

 

   あーあーあーと思って

 

   何が何だかわからなくなていた。

 

   俺は運転手に愚痴っぽく

 

  「俺は服もビリビリに破れ

 

   自転車も壊れた」

 

   と言うと運転手はトラックに

 

   戻って自分の使いふるし

 

   の服を持って来た、

 

   まーこの運転手も悪い人では

 

   なさそうだし

 

   家庭もあるだろうし

 

   まーコスタリカだから

 

   しょうがないか

 

   俺は諦めた

 

   彼は使い古しの

 

   服と日本円で3000円

 

   ぐらいのお金をくれた、

 

   警察もここではそんなもんだよ

 

   と言って来た。

 

   えらいことになってしまった。

 

   トラックに自転車を積み石君と

 

   近くの町まで乗せて行ってもらった。

 

   まだ朝早かったので店もあいておらず、

 

   途方に暮れていた。何とか見つけなきゃとまた

 

   少し ウロウロしていると自転車屋があった。

 

   本当にここで直るのかなと思っていたら、

 

   案の定、

 

   そこの店主はこんな物

 

   コスタリカにはないので直らないと

 

   また途方に暮れていると

 

   子供がそばに来て直せるよと

 

   言って来た、

 

   本当に直せるかと思いながら

 

   子供の後を着いて行くと古びた家

 

   こんなところでと思っていたら、

 

   1人のおっさんを紹介され、自転車を見せた。 

 

   おっさんは「んー」と、顔をしかめたが、

 

   なんとか直すと言ってくれた。

 

   サンフランシスコから自転車の部品 

 

   スポークなどは持って

 

   来ていたのでそれを渡した。

 

   俺はまー無理だろうと思い

 

   唖然としていた。

 

   2時間ぐらいして、おっさんが出て来て

 

   ニヤリと笑い

 

   何とか直したと言った。

 

   一様試運転してみた。

 

   ちょっとカラカラなるが運転はできる、

 

   あーこれで旅は続けられる。一安心 

 

   俺は1人で旅をしているんでない

 

   石君と一緒だから もし旅を

 

   続けられないと石君に迷惑が

 

   かかる。だから一安心した。

 

  「おじさんに いくらですか」と尋ねたら

 

   お金は要らないと言った。

 

   えーおじさんは貧しそうなのに

 

   何故お金を取らない。なんか

 

   おじさんに昔の大和撫子

 

   を感じた。おっさんは、これは

 

   親切でやった。と言いたげだった。

 

   でもその時連れて来てくれた

 

   子供に目をやった。目の合図、、、

 

   なんで子供に目をやってるんだ

 

   俺には分からなかった。

 

   後で気づいた、

 

   多分こうであったんだろう。

 

   俺はいいが連れて来た近所の子供には、

 

   お金をあげてくれと言う

 

   意味だったのでは

 

   俺はそんなことに気づかず、

 

   その後 連れて来てくれた子供に

 

   ありがとうと言ってから

 

   おじさんに礼を言って

 

   その場所を離れた。

 

   あの時なんか変な雰囲気だった。

 

   後から思えば俺はお金を子供に

 

   渡さなくてはいけなかったのでは、

 

   と思い、後で後悔した。

 

   なんせメキシコは貧しい人が

 

   多いいから、、、、、